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当サイトの記事はすべてグーテンベルクで書いています!動作を軽くする方法を個人的にも知りたかったのでまとめます。
WordPressをバージョンアップするとグーテンベルクというブロックエディタが使えるようになります。
クラッシックエディタは非常に軽量で評判も良かったのですが、グーテンベルクは動作が重く使いにくいと酷評されています。
クラッシックエディタの評価は⭐5!
グーテンベルクの評価は⭐2!
この記事ではグーテンベルクの動作が重いと感じる方や、使いにくいと感じる方向けに改善する方法をまとめたのでご紹介しようと思います!
なお、この記事では僕が使っていて動作が軽くなったと思う対策も含まれています。定量的に比較したものではないということをご了承ください。
当サイトはWordPressテーマにAffinger6(Action)を使用しており、グーテンベルクエディタの使用が推奨されています。2022年まではクラッシックエディタもサポートされますが、今後はブロックエディタへの移行が必須です。

僕もグーテンベルク重くて嫌だなと、最初は思っていました。試行錯誤して、少しずつ改善しました!なにか、貴方のお役に立てれば幸いです!
目次
ChromeよりFireFoxのほうが動作が軽い(気がする)
Chromeを利用して記事を書いていたのですが、記事を書いていくうちに動作が重くなったり、フリーズしたりしていました。
safari, Chrome, FireFoxを試しましたが、FireFoxが一番軽量に感じました。
グーテンベルクの動作が重いと感じている方は一度試してみることをオススメします!
なお、Wordpressはこちらのページで紹介されている通り、メジャーなブラウザはサポートしています。
自動保存とリビジョン機能を無効化する
WordPressはデフォルトで60秒ごとに記事を自動保存します。
また、以前のバージョンを保管するリビジョン機能があります。
この機能のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
- バックアップから以前のバージョンに復元できる安心感
デメリット
- 複数のバージョンを保管するため、DBの肥大化
- サイトが重くなる
頻繁に自動保存が走ることと、DB肥大化により、サイトが重くなってしまいます。
管理ダッシュボードからは変更できないWordpressの機能であり、オフにするにはphpファイルを直接書き換える必要があります。
必ずファイルのバックアップを取ってから、編集するようにしましょう。万が一問題が発生したらバックアップに戻すことで復元できます。

僕は自動保存間隔を伸ばし、リビジョンの数を制限する設定にしました!
リビジョン機能をオフにする方法
wp-admin,wp-content,wp-includesディレクトリと同じ階層にある、wp-config.phpファイルを開き、以下の行を追記します。
(変更前に必ずバックアップを取得してください!)
wp-config.phpのソースコードのrequire_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);の前に以下を記述します。
define('WP_POST_REVISIONS', false );
この他、Revision ControlというWordPressプラグインを利用することでも、リビジョン機能を無効化できます。
リビジョン数を制限する方法
最新の数リビジョンのみ保持するという設定もできます!
wp-admin,wp-content,wp-includesディレクトリと同じ階層にある、wp-config.phpファイルを開き、以下の行を追記します。
(変更前に必ずバックアップを取得してください!)
define('WP_POST_REVISIONS', 4);
また、Revision ControlやWP Revisions Contorolというプラグインをインストールすることでもリビジョンの数を制限することができます!
WP Revisions Controlを入れてみました。簡単でおすすめです。

設定画面はこんな感じです。設定>一般>投稿設定にあります。

自動保存をオフにする方法
(変更前に必ずバックアップを取得してください!)
子テーマの「functions.php」ファイルに以下を追記します。
// 自動保存を無効にする処理
function autosave_off() {
wp_deregister_script('autosave');
}
add_action( 'wp_print_scripts', 'autosave_off' );
自動保存間隔を変更する方法
WordPressの自動保存機能はデフォルトで60秒間隔で保存します。ここでは180秒に伸ばす方法を紹介します。
wp-config.phpファイルを開き、以下の行を追記します。
※wp-admin,wp-content,wp-includesディレクトリと同じ階層にあります(変更前に必ずバックアップを取得してください!)
define( 'AUTOSAVE_INTERVAL', 180 );
コード内の「180」をお好きな間隔に設定しましょう!
ホスティングサーバーのスペックやネットワークが原因の可能性もある
フリーズしたり、明らかに動作が遅すぎる場合はWordPressサーバーのスペックが足りていない可能性もあります。
頭の片隅においておきましょう。
一般的なレンタルサーバーなどでは、複数の利用者が共通の物理サーバーを利用しているので、他の利用者の影響を受けることもあります。
契約しているホスティング会社に確認してみましょう。
このサイトはmixhostで2つのWordpressサイトを運営しています。
cPanelというコントロールパネルから、サーバーリソースの使用状況が見れます!


全然使ってない!もっと頑張ります。
WordPressをバージョンアップする
WordPressは現在グーテンベルクのパフォーマンス向上に取り組んでおり、バージョンアップすることで動作が軽くなる可能性があります。
万が一に備えてバックアップをとったうえで、バージョンアップしましょう!
ダッシュボードから更新できます!

リスト表示を有効化しておく
文字を入力したいのに、ブロックが選択されてしまうことや
ブロックを選択したいのに文字入力モードになってしまうことありませんか。
エディタを開いた当初はうまく動作しているのですが、記事を書いていくうちにエディタの動作がおかしくなる事があったので、その対策です。

リスト表示をオンにして左側にブロックのリストを表示しておきます。
エディタ画面が少し小さくなってしまいますが、ブロックを選択したいときはリスト表示をクリック、テキストを入力したいときはエディタをクリックすればうまく動作します。
ブロックマネージャーで使わないブロックのチェックを外す
ブロックマネージャから、使わないブロックのチェックを外しておくことで少し軽くなるようです。
使わないブロックはチェックを外しておきましょう!

設定の確認:ブロック内にテキストカーソルを含める
十字キーでブロック間の移動ができなくなった場合は設定から「ブロック内にテキストカーソルを含める」という項目を見直しましょう。
オンになっていると十字キーで他ブロックへ移動することができなくなります。
他の設定もさっと確認して、どういった設定項目があるか確認しておくことをオススメします!

まとめ
この記事ではグーテンベルクの動作が遅い場合にできる改善方法をご紹介しました!
いまだに記事を書いていてもマウスの動きがおかしくなったり、動作が重くなったりして編集画面をリロードしたりしながら書いています。
どうしても気になるようであればGoogleドキュメントに記事を書き、そのままコピーしてwordpressへ貼り付けて作成、Gutenberg上でデザイン確認という流れが一番快適かもしれませんね。
もしより良い改善方法があったら教えて下さい!

よりよい方法を見つけたら追記します!
ではまたっ!
逆引き
- 動作が全体的に重い、フリーズする場合
- 文字入力したいのにブロックが選択されてしまう場合
- 十字キーでブロック間の移動ができなくなった場合
参考サイト
- WordPressのGutenbergが遅すぎる(https://rohhie.net/wordpress-gutenberg-is-too-slow/)
- Fix Slow Gutenberg Post Editor in WordPress(https://www.webnots.com/fix-slow-gutenberg-post-editor-in-wordpress/)