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今回はFlexiSpotの昇降デスクを購入して、1年以上経過したので今更ながらレビューします。
これから電動昇降デスクの導入を検討している方や、スタンディングデスクに興味のある方に向けた記事です。
ちなみに僕が購入したのは電動昇降スタンディングデスク・セット E9(簡易組立)商品番号: E9-E9WMです。
お値段 31,680円 +税。2021年09月に購入しました。2022年11月時点でのレビューです。
ちなみに僕の作業環境はこんな感じです。
まぁまぁ捗ります。
免責事項
FlexiSpotの仕様等に関する情報は、2022/11/10時点でのFlexiSpot公式サイトをもとにしています。最新の情報とは異なる可能性がありますので、正式な情報は公式サイトをご参照ください。
FlexiSpot E7 電動昇降スタンディングデスクの紹介
FlexiSpotは電動の昇降デスクで、ボタンひとつでデスクの高さを変えることができます。
調節ができるので、椅子とデスクの高さが合わない、といったことが起こりにくいです。
立って作業することもできるので、座り過ぎからくる弊害を解決できます。
昇降はボタンひとつで可能
デスクの高さはコントロールパネルにあるボタンから操作できます。
上下に移動するボタンと、「1」、「2」、「3」、「4」のボタンはそれぞれ高さを記録できるボタンです。
もし昇降時に何かものにあたった場合、停止するよう安全機能もついています。
このコントロールパネルは購入した時期によって様々なデザインになっていますが、基本的な機能は同じです。(今後追加されるかも知れませんが)
僕の場合、「1」が座位の高さ、「3」が立位の高さを記録しているので、「1」を押せば座位の高さまで下がりますし、「3」を押せば立位の高さまで上がります。結構使います。
アクセサリーでカスタマイズできる
少々値は張りますが、公式が出しているデスクアクセサリがあり、自分好みにカスタマイズできます。
僕はデスク下に引き出しを追加しました。
¥8,800 します。
ちょっと邪魔になることはあるんですが、デスク上に置きたくない小物を収納できる点はいいです。
デスクと引き出しの間に隙間があって、ものを入れておく事ができます。
ただ、この引き出し、組み立てがすごく大変でした。2人以上で作業しましょう。
僕は残念ながら一人でやりましたが、ゴミ箱くんの力がなければこの偉業はなし得なかったと思います。
使えるものは何でも使っていくスタイルなのです!
引き出しだけで 5.8 kg もあり、重いです。
組み立てには電動ドライバーが必要なので注意です。ついてこないです。
お家にあったものを使いました。机にネジでいろいろな器具を取り付けることができるので、1本あると便利です。
説明書にもちゃんと「必要道具」と書いてあります…
デスク下からネジを打ち込むわけですが、ダンボール製の位置確認ボードがついてきます。
ネジを打ち込む際は辛い体勢になるので、先に軽く穴あけしておいて引き出しを取り付けるとうまくいくと思います。
引き出しの取り付けは結構大変でしたけど、時間にして30分くらいで終わりました。
天板を自由に選ぶことができる
デスク脚に昇降機能が備わっているので、天板はお好みのものに変更することが可能です。公式サイトの天板ページには、様々な種類の天板が用意されています。
部屋のデザインに合った色や素材を選んでみてはいかがでしょうか。
電動昇降デスクに関するよくある質問
電動昇降デスクについてよく聞かれる質問をまとめます。
Q. 立ったままのほうが集中できる?
作業する上で気になるのは「たったままの作業に集中できるのか」というところだと思います。
一般的に立ったままのほうが集中でき、作業効率が上がると言われていますが、僕の体感としては、「どちらかというと座ったほうが集中できる」と思います。
集中して作業していると長時間立ったまま作業してしまうことがよくあります。最初はいいのですが、脚の疲れがだんだん気になってきます。
片足に体重を預けたり姿勢を変えながら作業していて、無意識的にそちらに集中をそがれているような感覚があります。
ポモドーロ・テクニックなどを利用して休み休み作業する、など工夫することはできるかと思います。
Q. 重いものを載せても大丈夫?耐荷重は?
EF1のモデルでも70KGまで対応してるので、相当重いものを載せない限りは大丈夫です。
僕も重たいディスプレイを2枚とそれらのモニターアーム、ノートPC、引き出しのアタッチメントを載せていますが、問題ないです。
Q. 結局のところ、立って作業するの?
立ったまま作業します。1日作業していると立つタイミングが必ずあるのでそれをきっかけに立って作業することが多いです。ただ、集中して作業しないといけないタスクがある時、スタンディングデスクなのに座りっぱなし、ということも往々にしてあります。
立って作業するという選択ができること
が重要だと思っています。
大体ミーティングが終わった後だったり、お昼過ぎとかの眠くなったタイミングで立って作業しています。
FlexiSpot 電動昇降デスク導入のメリット
電動昇降デスク導入のメリットをまとめます。
メリット1 座り過ぎの弊害を軽減できる
座りすぎから開放されることがスタンディングデスク導入の最も魅力的な部分だと思います。座り過ぎの弊害はFlexiSpotの公式サイトでも解説されています。
座り過ぎは体に良くないとご存知の方は多いと思います。
改めて確認してみるとどうでしょう、思っていたより多くないですか?
メリット2 腰痛を改善できる
デスクワーカーにとって腰痛は大きな問題です。腰痛の原因としてよくあるのは椅子があっていない、姿勢が悪い、と言った原因が挙げられます。
エンジニアの仕事をしていても、あちらこちらで腰痛を訴える声が聞こえてきます。僕も椅子が体にあってない環境で作業したときは、腰が痛くなりました。今はゲーミングチェアを導入したのと、今回紹介するスタンディングデスクの導入で、問題なく作業できています。
スタンディングデスクであれば、きれいな姿勢で作業できるので腰痛の改善にも役立ちます。
FlexiSpot 昇降デスク導入のデメリット
電動昇降デスク導入のデメリットをまとめます。
デメリット1 デスクが重い
デスクは自宅に届いてから組み立てる必要がありますが、重いです。
できれば2人以上で作業することをオススメします。
また、重いので机の移動が大変です。
僕は移動には引っ越しのときに利用した養生を引いて引きずる形で移動させましたが、床に傷がつくのではとヒヤヒヤしました。
残念ながら僕には手伝ってくれる友達がいないので、一人で組み立て、移動させました。
一番軽いシングルモータータイプのEF1ですら 19.6kg あります。
この重さは脚だけの重さです。なんと天板を含んでいません。
また、前述した、引き出しのアタッチメントだけで5.8kgもありました。
普段筋トレしているのはこのためだったんだなぁ
デメリット2 各種ケーブルの長さが足りなくなる場合がある
デスクが昇降するので、デスク上に配置する機材につなぐケーブルの長さに配慮しておく必要があります。(例えば、ディスプレイにつなぐケーブルやオーディオインターフェースなど)
長さが足りないものについては延長ケーブルなどを利用して伸ばしたり、距離が短くなるように配置を工夫しましょう。
僕はHDMIケーブルの長さが足りなくなったので、延長ケーブルを使って繋いでいます。
デメリット3 身長が165cm以下の方はデスクの高さを一番低くしても高い場合がある
身長が165cm以下の方は最低にしたときのデスクが高い場合があります。
僕が購入したFlexiSpotの最低のデスクの高さは73cmです。(床から天板面までを実測)
体にあった机の高さ、椅子の高さはある程度相場は決まっていて、FlexiSpotの公式サイトから最適な机の高さ・椅子の高さを計算できます。
僕の身長は168cmくらいなので、サイトに入力すると最適な座り高さは「72cm」とでるんです。
FlexiSpotの最低高さを測ってみると「73cm」あります。
高さはある程度調整できるんですが、調整範囲外です。
最低にしてもちょっと高いなと感じていたのがズバリ当てはまっていました…完全に罠です。
結局、サンワダイレクトのフットレストをデスク下に配置して、過ごしています。
これがないと脚がぶら下がった状態になり、血流が悪くなって足がしびれます。集中もできません。
僕にとっては必須です。机と椅子が高いと感じている方にはオススメです。
以前はクッションタイプのものも使用していたこともありますがどうも足が落ち着かず、買い替えたという経緯があります。
まとめ
昇降デスク導入のメリット
- 座り過ぎの弊害を軽減できる
- 腰痛を改善できる
昇降デスク導入のデメリット
- デスクが重い
- 各種ケーブルの長さが足りなくなる場合がある
- 身長が165cm以下の方はデスクの高さを一番低くしても高い場合がある
個数としてはデメリットのほうが多く書いてしまいましたが、座り過ぎの問題を解消できる、というのは大きなメリットです。
デメリットを知った上で購入を検討されてみてはいかがでしょうか。