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今回はゲーマー兼ITエンジニアの人が新しいWindowsパソコンを買ったら、どんな初期設定しているのかを紹介していこうと思います!
なお、今回紹介する設定は省電力性などは考えておらず、なるべく良いパフォーマンスで動かすようにしています。
※ただし、サポートが受けられなくなったり、不具合の原因になる可能性があるオーバークロックなどはしていません。
人によってはいらない設定などもあると思うので、参考にしていらない部分は省いていただくと良いかと思います。
それでは紹介していきます。
目次
Windows側の設定
Windows11をベースにOS側の設定をしていきます。
本当はもっと色々と設定しているのですが、これでも最低限確認しておく設定に絞ってます。
ファイルの拡張子を表示する
デフォルトではファイルの拡張子が表示されていません。
この状態だと、アイコンや種類を見ることである程度ファイルの拡張子の判別はできますが、コンピューターウイルスなど、偽装したファイルなどとの区別がつきづらくなってしまいます。
万が一のことも考えて拡張子は表示しておくようにしましょう。
当たり前のことですが、インターネットからダウンロードした実行ファイル(.exe)などの実行には細心の注意を払いましょう。
「表示」→「ファイル名拡張子」をクリックすることで拡張子を表示します。
表示すると拡張しが表示されます。
隠しファイルを表示する(エンジニア向け)
隠しファイルと呼ばれるシステム上で利用するファイル、 フォルダがあります。
デフォルトでは非表示となっており、誤って削除する誤操作を防ぐことができます。
一般には非表示のままでいいと思いますが、エンジニアなどPCをよく扱う方にとっては隠しファイルも扱うことが多いので表示します。
隠しファイルかどうかの確認は、対象を「右クリック」→「プロパティ」の「属性」にて確認することができます。
マウスのポインターの「ポインターの精度を高める」をオフにする(PCゲーマー向け)
「ポインターの精度を高める」設定をオフにするのはゲーマー向けの設定です。
トラックボールを利用している方は、「ポインターの精度を高める」にチェックを入れておいたほうが操作が楽になって良いと思います。
ただし、FPSやRTSなど、多くのPCゲームではマウスを使ったゲームが多く、このチェックが入っているとマウスを動かす速さごとに動く距離が変わってしまうので理論上は難しくなります。(マウス加速ありで慣れている方は別かもしれません)
ゲームによっては「Raw Input」というマウスの入力をOSを介さずに処理する設定ができるものもあるので、よくプレイするゲームの設定も確認してみましょう。
設定方法
「マウス設定」→「マウスの追加設定」→「ポインターオプション」→「ポインターの精度を高める」のチェックをオン、オフします。

DNSサーバーの設定
デフォルトではDNSサーバーが自動で割り当てられるような設定になっています。
Googleが提供してくれているDNSサーバーを選ぶことで、Webブラウジングが多少早くなる可能性があります。
設定は画面右下のネットワークアイコンを右クリックし、「ネットワーク設定とインターネット設定」をクリックします。
お使いのネットワークアダプター(画像では有線なので、イーサネットです)をクリックし、「DNSサーバーの割り当て」→「編集」をクリックします。
「有線DNS」を「8.8.8.8」
「代替DNS」を「8.8.4.4」と入力します
Googleが提供しているDNSサーバーです。
設定箇所 | 値 |
---|---|
優先DNS | 8.8.8.8 |
代替DNS | 8.8.4.4 |

DNSって「Domain Name Server」の略だから、日本語でDNSサーバーと書くとドメインネームサーバーサーバーみたいに、サーバーが重なってなってしまうのでは、と思いましたが、Windowsのコントロールパネルで「DNSサーバー」と記載されていたので「DNSサーバー」と記載しています!
電源プランの編集
Windowsボタンを押すか、Windowsアイコンをクリックして、そのまま「電源」と入力します。
「電源プランの編集」と出てくるのでクリックします。
「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
初期設定だとバランスになっていると思います。
「高パフォーマンス」にします。
USEセレクティブサスペンドを「無効」にする
無線マウスや外付けHDDを利用しているときに途切れたり、USB接続のオーディオインターフェースの不具合の原因だったりします。
例:AG03の再生の際にノイズが入る(https://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/7202/)
キーボードの設定
キーボードは常に触っているデバイスなのでかなりカスタマイズしています。
最近はトラックボール付きのキーボード「ELECOM TK-TB01UMBK EXTRATOUCH」を購入しました🎉
以下の記事で紹介しています。
それでは設定です。
GoogleIMEをインストール
Google IMEをインストールし、設定します。
僕は変換キーを押すと「ひらがな」入力、「無変換」キーを押すとローマ字入力になるように設定しています。mac仕様です。
参考:https://www.teradas.net/archives/2927/
キーボードだけでカーソル移動できるようにする
以下の記事を参考に、キーボードのショートカットで矢印キー入力になるようカスタマイズしています。
万人受けはしないかと思いますが、テキストをよく書く方にはオススメしたい設定です。
【Windows10矢印キー】 カーソル移動を入力するショートカットキーをカスタマイズ!
ちなみに、Windows11でも使えました。
CAPSLOCKキーを「F13」キーに変更し、「F13」キーと他のキーで矢印キーとして認識させるという少々トリッキーな構成ですが問題なく使えています👏
キーバインド
「F13」 + 「F」 で「→」 ※foward?
「F13」 +「P」 で「↑」 ※up?
「F13」 +「B」 で「←」 ※back?
「F13」 +「N」 で「↓」 ※down?
「F13」 +「E」 で「END」 ※end
「F13」 +「A」 で「HOME」
ちなみに、mac のカーソル移動のショートカットと同じです。
この設定とトラックボール付きのキーボード「ELECOM TK-TB01UMBK EXTRATOUCH」を組み合わせればもうキーボードから手を離さずにすべてのことが完結できます。
NVIDIAコントロールパネルの設定(ゲーマー向け)
これはNVIDIA系のグラフィックボード搭載のパソコンを購入された方向けです!
グラフィックボード搭載のPCを使用していても、設定が悪ければ性能を最大限発揮できません。ぜひ確認しましょう。
リフレッシュレートの設定を確認
NVIDIAコントロールパネルのリフレッシュレートの設定を確認しておかないと、いくらGPUの性能が良くて、高リフレッシュレートのゲーミングモニターを使っていても表示されるリフレッシュレートに制限がかかってしまいます。
解像度の変更→リフレッシュレートを確認します。
お使いのモニターのリフレッシュレートに合わせると良いと思います。
デスクトップのサイズと位置の調整→リフレッシュレートを確認します。
スケーリングを実行するデバイスの確認
「スケーリングを実行するデバイス」がGPUになっていることも確認しておきましょう。
この他、ゲーム内設定にもリフレッシュレートの設定がある場合があるので、ゲーム内のリフレッシュレート設定も確認しておきましょう。
各種ソフトウェアのインストール
ここからはお好みです。
7zipをインストール
公式サイト] https://sevenzip.osdn.jp/
言わずと知れたファイルの圧縮・解凍・暗号化ツールです。
Lhaplusなどもありますが、7zipが一番使われているイメージがあります。
.7z拡張子だとzip圧縮するよりも圧縮率がよく、より小さなファイルに圧縮できたりとなかなか便利です。
sakuraエディタのインストール
公式サイト: https://sakura-editor.github.io/
デフォルトではメモ帳がついているのですが、メモ帳よりもっと多機能なテキストエディタです。
文字の置き換えに正規表現使ったりとか、Grep置換とかもできるのでかなり便利。
エクセルなどのツールと組み合わせて使うと便利です。
このあたりの小技もまた紹介したいです。
ゲーミングプラットフォームソフトウェアのインストール(ゲーマー向け)
おなじみのSteamやOriginをインストールしていきます。
Steam - https://store.steampowered.com/?l=japanese
Origin - https://www.origin.com/jpn/ja-jp/store
Battle.net - https://www.blizzard.com/ja-jp/
まとめ
今回はエンジニア兼ゲーマーがしているWindowsのゲーミングPCを買ったらまずする初期設定をご紹介しました。
一般の方もしておいたほうが良い設定から、エンジニア向け、ゲーマー向けの設定まで会ったかと思います。
設定によって、作業効率が上がったりするので今一度見直してみてはいかがでしょうか。
特にオススメは、キーボードの設定です。
使用しているキーボード「ELECOM EXTRATOUCH」が最高なのもありますが、作業効率が格段に上がったと思います。
レビューを以下の記事でしています。
ぜひ読んでみてください!
私事ですが、先日BTOで注文した最近33万円もするゲーミングPCが届きました!
やっぱり新しいパソコン届くとワクワクしますね。
このパソコンはFRONTIERで購入しました。横が透明になっていて、虹色に光ります。
グラフィックボードもGeforce RTX3080Tiが載っていて、重ためのゲームでも難なくプレイできます。
個人的には光るのはそんなに好きじゃなかったのですが、このくらいであればカッコいいですね。

エンジニア、ゲーマーである僕がする初期設定なので、一般の方では設定しないような内容もあったりしますが、参考になるところもあるのではないかと思い、ご紹介しました!