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はじめに
最近、私たちの生活に欠かせない存在となったWeb会議。しかし、その中で感じるストレスの一因となるのが、周囲の騒音や生活音ですよね。そこで今回は、Web会議の音声からノイズを排除するツール、「Krisp(クリスプ)」をご紹介します。
これを使えば、静かな環境を手に入れ、より快適なコミュニケーションが可能となります。
僕も年間サブスクリプションを購入して使用しています。主にTeamsでWeb会議をする際に使用しています。Web会議に生活音やタイピング音を入れたくない方におすすめのツールなのでぜひ一度試してみてください!
Krispとは?
Krispは、ノイズキャンセリング技術を活用して、Web会議やオンライン会話中の雑音や騒音を効果的に取り除くツールです。このツールは、単なる通話アプリや会議ツールの拡張ではなく、インテリジェントなアルゴリズムによって高度なノイズ除去を実現しています。
効果的なノイズキャンセリング機能
Krispの最大の魅力は、その高度なノイズキャンセリング機能にあります。ツールは、バックグラウンドノイズや犬の吠える声、テレビの音など、様々な種類のノイズを検知し、それを遮断します。これにより、相手にはクリアで自然な声が届くため、コミュニケーションの質が格段に向上します。
効果の程はKrispの公式ページのデモを見ていただいたほうが早いかと思います。
実際に手元で検証しても、タイピング音など軽減されており効果絶大です。
簡単な導入と使い方
Krispの導入は非常に簡単です。対応しているプラットフォームやアプリは多岐にわたり、利用者は手軽にノイズフリーな通話環境を手に入れることができます。設定も直感的でわかりやすく、特別なスキルや知識がなくてもすぐに使い始めることができます。
Krispの設定はKrispに読み込ませるデバイスの設定と、TeamsなどのWeb会議用ツールでのデバイス設定が必要になります。
録音デバイスの設定イメージは次のとおりです。
まず「Krisp」の設定で録音デバイス(マイク)を指定します。
次に「Web会議のツール」の設定で、入力デバイスとして「Krisp」を選択します。
音声の再生デバイスの設定イメージは次のとおりです。
上図のように、「Web会議のツール」の設定で出力するデバイスとして「Krisp」を選択し、「Krispの設定」で再生デバイス(スピーカー)を設定します。
実際に設定画面を見ながら設定方法を説明します。Mac標準のマイクとスピーカーをKrispを経由してTeamsで使用する例を説明します。
Krispの設定
Krispをインストールすると、次のような設定画面が開きます。画面下部にある、「Krisp Microphone」と「Krisp Speaker」で、それぞれKrispに処理させる音声デバイスを選択します。
Web会議ツールの設定
続いてTeamsなど、Web会議用のツールの設定を開き、デバイス設定から「Krisp」を選択します。
スピーカー、マイクの設定項目にそれぞれ「Krisp」を選択しています。
以上で設定完了です!
プライバシーへの配慮
ノイズキャンセリング技術が進化する中で、プライバシーに対する懸念が高まっていますが、Krispはその点にも注意を払っています。Krispの公式ウェブサイトでも「Krispはすべての音声処理をローカルで実行し、音声データが外部に漏れる心配はありません」と謳っています。セキュリティに配慮した設計がなされています。
ただ、「Transcribe」という音声を解析してテキスト化する、文字起こし機能については、テキスト化されたデータがクラウド上に保管されるため注意が必要です。(2024/01/18時点では)英語のみ対応しているので、日本語のWeb会議ではあまり使うことはないかと思います。
まとめ
Web会議がますます普及する中、快適な通話環境は非常に重要です。Krispはその要望に応えるべく開発された優れたツールであり、ノイズのないコミュニケーションを実現するお手伝いをしてくれます。
ぜひ一度試してみて、その効果を実感してみてください!